「あなたは糖尿病です」といきなり言われたらどうしよう。
職場の健診で血糖値が高めだとか、糖尿病予備軍だと言われたことがある人にはぜひこのメッセージを読んでほしいと思います。色々と不安もあるかもしれませんが、予想以上に解決策は多彩で、思っている以上に悲観する必要はありません。糖尿病内科として糖尿病患者さんへの専門的治療も大切ですが、「現役世代のためのクリニック」である当院にとっては、糖尿病予備軍の方々が安心できるサポートもとても負けず劣らず重要だと考えています。
(→ちなみに、ChatGPTに糖尿病予備軍の方の不安や、当院の特徴について画像を作ってくださいと依頼したら、こんな画像を作ってくれました。「☑️怒らない・責めない医療」という表現に、なるほどそういった不安も患者さんにはあるのかもと気付かされ、思わず納得してしまいました。)
新宿・西新宿・都庁前で血糖異常・糖尿病予備軍について相談するならヘルスマネージメントクリニック西新宿
東京・新宿/西新宿エリア
「糖尿病予備軍」のための専門外来
日本中どこの医療機関で受けた健診結果であっても対応可能です。診察の際にはご持参ください。
当院の院内検査機器なら 7分 で血糖値測定・糖尿病診断が可能です
設備・検査機器紹介
当院の検査機器で、血糖値・HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)をその場で測定することが可能です。
HbA1c検査機器DCAバンテージ
血糖値測定機器グルテストミント2
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糖尿病患者ではなく、糖尿病予備軍だから抱える不安とは?
長らく糖尿病治療に関わってきた医師として、糖尿病の患者さんと糖尿病予備軍の方たちとで抱える課題や不安には少し違いがあることがわかりました。そしてそのちょっとした違いは糖尿病の患者さんにとってはさほど問題になりませんが、糖尿病予備
軍の方々にとっては余計は不安の種になったり毎日の生活を必要以上に制限してしまいかねない事態を起こしてしまう危険性があると感じているので、糖尿病予備軍の方々により特化したサポートの必要性があると感がています。
「糖尿病予備軍」と言われた方たちは、まだ“病気ではない”けれど、“完全に健康でもない”という中間的な状態にいるため、特有の心理的不安や行動の葛藤を抱えやすい層です。代表的な不安・心理パターンを整理してみました。つまり、ここに書かれている不安のどれかに当てはまっているとしたら、それはあなただけでなく、多くの人か感じている不安だと言えます。
① 「いきなり糖尿病と言われるのでは…」という将来不安
健診で「血糖値が高め」「予備軍」と言われても、自覚症状がほとんどないためピンとこない。
しかし「放っておくと糖尿病になる」と聞くと、将来の健康・寿命に対する漠然とした不安が強まる。
特に家族に糖尿病の人がいる場合、「自分もそうなるのでは」という遺伝的な恐れが重なりやすい。
→心理的には「まだ大丈夫」と「もう手遅れかもしれない」の間で揺れる状態。
②「生活を変えなきゃと思っても、何からすればいいか分からない」
「食事に気をつけましょう」「運動しましょう」と言われても、具体的な方法や効果の実感がつかめない。
仕事・家庭の忙しさから、急に生活を変えるのは難しい。
情報がネットにあふれており、「どの方法が正しいのか分からない」という情報過多の不安もある。
→どうしたら良いのかわからないし、頑張っても意味があるのかな?」という無力感につながりやすい。
③ 「薬を出されるのでは」といった医療介入への抵抗感
「病気扱いされたくない」「薬に頼りたくない」という心理。
“予備軍”という言葉が“まだ軽い”という印象を与え、医療機関への受診を先延ばしにしがち。
実際、「どうせ薬を飲むことになるなら、まだ行かなくていい」という先延ばしの思考が多い。
→「医療に行く=病人扱いされる」という誤解が壁になっている。
④ 「生活を変えられない自分への罪悪感」
「甘いものをやめられない」「運動を続けられない」ことで自己否定的になる。
健康意識が高い人ほど、「自分はダメだ」と感じてストレスをため、かえって悪化することも。
→モチベーションが続かないことを「意志の弱さ」と感じてしまう。
⑤ 「見えない病気」に対する曖昧な恐怖
糖尿病予備軍の段階では症状がないため、身体的な“実感”がない。
でも、合併症の話(失明・透析・足の切断など)を耳にして、漠然とした恐怖を抱く。
「でも今は平気だから…」と、恐怖と現実感のギャップに苦しむ。
→「今は何ともないけど、ある日突然悪くなるのでは?」という見えないリスクへの不安。
⑥ 「誰にも相談できない」孤立感
健診結果を見せても、周囲は「大したことないよ」と言う。
糖尿病予備軍は“病気でも健康でもない”ため、相談先が曖昧。
管理栄養士や医師に相談するにも、「そこまで重くない」と感じて行動に移せない。
→一人で抱え込みやすく、結果的に放置リスクが高い。
糖尿病患者に対してだけじゃない。病院に対する不安も・・・。
私自身をはじめ、医療機関で仕事をしている者にとって、地域のクリニックは気楽に相談できる場所であり、もっと気軽に活用すれば良いと当たり前のように考えています。しかし、「糖尿病予備軍」と言われた方たちにお伺いすると、受診をためらう最大の理由は、糖尿病という病気そのものよりも、「医療機関への心理的なハードル」を挙げる方がとても、とても、とてーも多いです。そのあたりの感覚は、我々医療従事者とそれ以外の方々との間にあるギャップなのかもしれません。
以下に、糖尿病予備軍の方たちが抱く医療機関に関する不安・迷いの構造を整理してみます。
① 「どこに行けばいいのか分からない」
健診で「再検査を受けてください」と書かれても、「何科?」「どんな病院?」「内科でいいの?」が分からない。
“糖尿病専門外来”と聞くと「もう本格的な患者みたいで怖い」と感じる。
一方で、“普通の内科”ではちゃんと診てもらえないのでは…という不安もある。
→「軽症でも相談できるのか?」「敷居が高くないか?」が判断できない。
② 「受診したらすぐ薬を出されそう」
医師に「薬が必要」と言われるのが怖く、結果的に受診を先延ばしにする。
本人としては“生活を改善したいだけ”なのに、“いきなり糖尿病治療が始まるのでは”と構えてしまう。
「薬を始めたら一生やめられない」という誤解が根強い。
→実際には“経過観察”や“生活改善指導”で十分な場合も多いのに、「薬中心の治療」と思い込み、受診のハードルが上がっている。
③ 「怖いことばかり言われそう」
健診で異常を指摘されただけでも不安なのに、受診したら「将来透析になりますよ」と脅されるのでは?と恐れる。
過去の病院受診に良い記憶がない、医療体験で「怒られた」「否定された」経験を抱える人が少なくない多い。
“ダメ出しされる場所”という印象が強く、再受診への心理的ブレーキになる。
→「叱られるのが怖い」「恥をかきたくない」も実は大きな障壁。
④ 「自由診療?保険診療?費用が分からない」
糖尿病予備軍の段階では、保険診療なのか、自由診療になるのか判断しにくい。
「まず相談だけしてみたい」と思っても、初診費用が不明で不安になる。
特にクリニックHPで「費用がはっきり書かれていない」と受診をためらう。
→「自分の状態でどんな治療を受けることになるのか」が分からないと、行動できない。
⑤ 「本当に自分の状態を理解してもらえるのか」
まだ“糖尿病”ではないため、「予備軍だと軽く扱われるのでは」と感じる人もいる。
一方で、「本格的な糖尿病外来では重すぎるのでは」と思う。
自分のような“グレーゾーン”を丁寧に見てくれる場所を探している。
→「健康診断の結果を真剣に見て、具体的にアドバイスしてくれる先生がいい」けど、どうやって見つければ良いのかわからない。
⑥ 「継続できるか不安」
通院が長期になると想像して「続けられるだろうか」と不安に。
通院間隔、再検査の頻度、生活指導のフォロー体制など、実際の“通い方”が見えない。
「どうせ続かない」と感じて最初の一歩が踏み出せない。
→医療そのものより「続ける自信がない」という不安が大きい。
そんな思いを抱えている皆さんのために
『糖尿病予備軍』専門外来
「糖尿病予備軍」と呼ばれたあなたが感じている不安と一致したものはあったでしょうか?
もし、これ以外にも感じる不安があったらぜひ私にも教えてください。その不安を少しでも軽くできるようにお手伝いします。
糖尿病予備軍の方に向けた血糖対策も、糖尿病患者さんの治療も、ここ20年ほどで本当に劇的に変わりました。先にしめしたように、多くの方達が感じて不安の大半は、たしかに20年前だったら結構その通りだったかもしれません。しかし現在は全く状況が異なります。少しでも早いタイミングで現状を認識して無理のない範囲での対応をまずは始める。モチベーションが必要となるような取り組みの前にやれることがたくさんあります。これまでの生活をほとんど変えず、ほんのちょっとだけ工夫する。それだけでも十分に結果が変わってきます。とにかくぜひ一度、ご相談ください。
糖尿病予備軍と呼ばれている方たちは、医学的には「耐糖能障害」という異常を抱えている可能性があると判断されます。したがって保険診療での相談が可能ですので、健診が自費だったから「糖尿病予備軍」の相談も自費なのかな?という費用面の心配は不要です。通院にしても、途中で止めたくなったら止めれば良いのです。医者と相性が合わないと思えば変えれば良いのです。そんな事で受診を悩むよりは、まずはお立ち寄りください。とりあえず軽くお話だけでもしてみましょう。きっと今見えていることとは違った未来が見えてくると思います。
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